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【必勝法】全ての受験勉強に通じる!アウトプット→インプット勉強法

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受験勉強必勝法 アウトプット→インプット勉強法とは

このブログは、知識ゼロの特許初心者だった私が、OLとしてフルタイムで働きながら弁理士試験に一発合格した経験をもとに書いています!!

弁理士試験受験生

働きながら弁理士試験に一発合格するって珍しいですよね。何か特別な勉強法をしていたんですか?

さくら

私がしていた超効率的な勉強法「アウトプット→インプット勉強法」について解説します♥これは弁理士試験だけでなく全ての受験勉強に通じると考えています。

この記事を読むことで、受験勉強を超効率的に進める方法を知ることができ、合格への最短ルートを進むことができると思います。

本記事を大学受験予備校ライト様の【勉強の質を上げる3つのコツ】という記事内で紹介いただきました!是非あわせてご覧ください。

私が行ってきた「アウトプット→インプット勉強法」

「アウトプット→インプット勉強法」は、私が弁理士試験を受験する前から、大学受験やその他資格試験の時、いつも行っていた勉強法です。

そのため弁理士試験に限らず、膨大な出題範囲がある試験に短期で効率的に合格する必要がある場合には、どんな試験勉強にでも適用できるものだと思います。

もしかしたら他の名前でよく知られていたりするのかもしれませんが、あまり聞いたことがなく…私が後輩とかから勉強法についてアドバイスを求められたときには、この名前で説明しています。

「アウトプット→インプット勉強法」のポイントは、名前の通り、”まず「アウトプット」してから「インプット」を行う”という順番にあります。

詳細に説明していきますね。

インプット・アウトプットの定義

弁理士試験に限らず、あらゆる受験勉強ではインプットとアウトプットの両方がが重要と言われています。

「アウトプット→インプット勉強法」における「インプット」

ここで「インプット」とは情報を暗記する工程を指します。教材を読んで覚えることです。

一般的に「インプット」というと、講義の受講などを聞いて理解する工程も含んで話すことがあると思いますが、この勉強法では、それは除き暗記の工程だけを「インプット」と定義しています。

「アウトプット→インプット勉強法」における「アウトプット」

「アウトプット」とは解答を出す工程を指します。問題集や模試を解くことです。

一般的な勉強法:「インプット→アウトプット」

一般的なインプット・アウトプットの順番

インプットとアウトプットの順番として一般的なのは、まずインプットしてからアウトプットする順番です。

つまり、

  • 授業を受けて試験範囲の知識を暗記する
  • 暗記した知識を用いて問題を解いてみる
  • 間違えた部分は暗記が足りていないところだから復習して暗記しなおす
  • また暗記ができたと思ったら再度問題に挑戦する

…といった流れですね。

勉強を始めた頃はインプットに時間をかけ、試験が近づくにつれアウトプットの時間を増やしていくイメージです。

時間がたつにつれて間違える問題が減ってくるので暗記する量も必然的に減り、試験直前はアウトプットにほとんどの時間を割くことになります。

受験勉強における一般的なインプット→アウトプット
インプット→アウトプット順の勉強イメージ

学校や予備校でもこの順番で勉強するように言われることが多いと思います。

「インプット→アウトプット」の順番とするメリット

学校や予備校では、なぜこのような勉強法を教えるのか考えてみました。

知識が長期的に定着しやすい

この一般的な勉強法のメリットとしては、まず知識の長期定着のしやすさが挙げられます。

暗記した知識を使って問題を解く作業によって、応用力が磨かれるだけでなく、その知識はより深く記憶に定着します。

また間違えた問題を復習することで、覚えにくい知識も反復により暗記することができるので、頭に残りやすいと思われます。

モチベーションが保ちやすい

インプット→アウトプットと進めることは、基礎から演習へと段階的に進んでいる実感が得られるのでモチベーションも保ちやすいと考えられます。

暗記した知識を使って解ける問題が増えていくと、どんどん合格に近づいていることを実感できるからです。

「アウトプット→インプット勉強法」とは

「アウトプット→インプット勉強法」の5STEP

「アウトプット→インプット勉強法」の具体的な手順を説明します。

  1. 試験範囲の全体像を正しく理解する
  2. 自分専用まとめノートを作る
  3. 自分専用まとめノートを見ながら問題を解く(アウトプット)
  4. 自分専用まとめノートをアップデートする
  5. 自分専用まとめノートを暗記する(インプット)

STEP1:全体像を正しく理解する

講義を受けたり、教材を読んだりしてまず全体像を把握します。

STEP2:自分専用まとめノートを作る

理解した内容をまとめた自分専用まとめノートを作ります。

「自分専用まとめノート」は、これを見ながら受験すれば合格できる!と思える、その試験に必要な知識がわかりやすく整理されたノートと思ってもらってよいです。

試験勉強をする際、テキストが複数冊あったり、問題集の解説にだけ重要なことが書いてあったりして、暗記しないといけない知識がバラバラになっていることがよくあります。

また、テキストに長文で書かれている説明書きはそのまま暗記したり問題を解くときに使ったりできるように整理されていないことも多いです。

そこで自分専用まとめノートでは、バラバラに記載されている内容を1冊にまとめ、情報の一元化をします。出題される可能性のある情報は全てもれなく書くようにします。

また、箇条書きや対比表を使うなど自分にとって使いやすいようにビジュアル化して整理します。

最も注意していただきたいポイントは、”自分専用まとめノートは、重要な点をピックアップしてまとめたノートではない”という点です。

教科書にある情報を取捨選択してノートを作るのではなく、複数の教科書にある情報を漏れなく一元化するのが「自分専用まとめノート」の役割です。

しっかり理解できていないと、このまとめノート作成作業も難しいため、作業過程により、自分が本当に講義や教材の内容を把握できているのか確認することにもつながります。

※ 改めてノートを作らなくても、既にあるテキストがわかりやすくまとまっているのであれば、それに追記していく形でも良いと思います。

▼まとめノートの詳細はこちらの記事でも詳しく書いています

▼私がまとめノートを作るときに使っていた文房具などはこちらの記事にまとめています

STEP3:自分専用まとめノートを見ながら問題を解く(アウトプット)

ここでいきなりアウトプットを行います。実際の試験問題に近い問題集や過去問を解いてみます。

まだ暗記していないので解けない問題がほとんどだと思いますが、その場合は作成した自分専用まとめノートを見ながら解いていきます。

カンニングペーパーを見ながら試験を受けるようなイメージです。

これを見ながら受験すれば合格できる!というまとめノートを作ることを目標に作ったはずですが、実際に問題集や過去問を解いてみると、解けない問題が出てくることがわかります。

その場合、

  • 自分の理解が間違えていた
  • 問題を解くときに使える形に情報が整理されていない
  • そもそも情報が書き漏れている

などの原因が考えられます。

STEP4:自分専用まとめノートをアップデートする

前のSTEPで気づいた点を踏まえて自分専用まとめノートをアップデートします。

書き漏れていた部分は追記し、理解が間違えていた部分やうまく整理されていなかった部分は修正していきます。

この作業を行いながら問題集を解き終われば、「これを見ながら受験すれば合格できる!というまとめノート」に近づきます。

STEP5:自分専用まとめノートを暗記する(インプット)

試験範囲全てについてこれまでのSTEPを完了したら、後は作成した自分専用まとめノートを暗記するだけです。

自分専用まとめノートには、これを見ながら受験すれば合格できるという情報が、問題を解くときに使いやすい形で整理されています。

そこに記載されている内容を全て暗記できれば確実に合格できるはずです。

「アウトプット→インプット勉強法」の進め方

一般的な「インプット→アウトプット」の順の勉強法と対比して、時間軸を表現してみました。

受験勉強におけるアウトプット→インプット勉強法
アウトプット→インプット勉強法のイメージ

まず最初に全体像を把握し、アウトプットが完全に完了してからインプットを行います。

試験時間がタイトな試験で時間配分を練習しておく必要がある場合などは、試験直前に模試等を受けることはありますが、基本的にインプットのフェーズに入ってからはアウトプットは行いません。

「アウトプット→インプット勉強法」のメリット

私が考える、この勉強法のメリットを3つ説明します。

試験当日に知識量をピークに持っていける

人間の脳が暗記できる知識量と覚えている期間には限界があります。

特に弁理士試験のような暗記量の多い試験の場合は、勉強を始めた初期にインプットした内容は試験当日まで覚えていられない、ということもあります。

そのため、インプットのタイミングは試験直前であればあるほど良く、直前期にアウトプットの時間を取るのはもったいないと考えます。

つまり、この勉強法により試験当日に知識量をピークに持っていくことが目的です。

注意事項としてこの方法は短期記憶になりやすいというデメリットはあります。

知識を長期的に定着させるためには、インプットの期間も長期に確保し、何度も繰り返し復習することが必要です。

そのうえで、膨大な出題範囲の試験に効率的に合格するためには、(一部の情報は短期記憶となってしまうとしても)試験当日に脳内の知識量をピークに持っていくことが最も重要と考えておすすめしています。

さくら

私も弁理士試験合格後、すっかり忘れてしまった知識がたくさんあります。仕事で使うときにはまた復習しないと…笑

問題を解くときに使いやすい形で暗記ができて効率的

問題を解く作業を行うことで、知識をどのような使い方をする必要があるかがわかります。

それを自分専用まとめノートに反映させることでより効率的に暗記するための土台が作れることもメリットの1つです。

例えば2つの情報を組み合わせなければ解けない問題がよく出題されている場合には、その2つの情報を関連させた形に整理して自分専用まとめノートをアップデートします。

それを暗記することで2つの情報がつながった形で暗記しやすくなります。

初期に必要な暗記量がわかり試験勉強の計画が立てやすい

この勉強方法は逆算でスケジュールを立てる際にも役立ちます。

インプット→アウトプットの順のコツコツ積み上げ系の勉強法では、試験勉強後半でアウトプットをしていく中で少しずつ合格の自信を感じゴールが見えてきます。

しかし、アウトプットをしている中でも知識は少しずつ抜けていくのでインプットも並行して行うことになり、計画が立てづらいです。

また、弁理士試験のような膨大な出題範囲の試験の場合、予備校等の教材はインプット→アウトプット型の勉強法を前提に作られており、反復学習できるように基礎編の教材と応用編の教材の内容が一部重複しています。

情報が重複している分、試験までに暗記しないといけない量が必要以上に多く見えてしまい、勉強を始めた初期にはモチベーションを下げてしまう恐れもあります。

それに対して、「アウトプット→インプット勉強法」では、最初のアウトプットのときに、最終合格に必要なレベルと今の自分との距離がわかります。

そして自分専用まとめノートに情報を一元化するため、合格するまでに必要な暗記量も可視化されます。

複数の教材に含まれる情報について、重複を除いて1冊にまとめてみると、暗記しなければならない量が意外に少ないな、と感じることもあります。

その量をどれくらいの期間で完璧に暗記できるかは想定がしやすいため、いつから本腰を入れて暗記を開始すればよいか目途が立てられます。

つまり、逆算したスケジュールが立てやすく、計画倒れしにくいというメリットがあります。

効率的な勉強法「アウトプット→インプット勉強法」まとめ

私はこの一見非常識な勉強法で、働きながら弁理士試験に一発合格しました。

次のステップとして、「アウトプット→インプット勉強法」に沿って、弁理士試験の勉強をどう進めるかを具体的に解説する記事はこちらです♥

上記の記事では、体系軸と逐条軸それぞれについてこの勉強法をどう生かすかを解説しています。

体系軸と逐条軸の考え方については下記の記事をCHECKしてみてください♥

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さくら🌸

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