このブログは、知識ゼロの特許初心者だった私が、OLとしてフルタイムで働きながら弁理士試験に一発合格した経験をもとに書いています!!
弁理士試験の勉強のために予備校の講座を受講しようと思っています。申し込み時に通学か通信のどちらかを選ばないといけなくて…。
どちらがおすすめか、実際に一発合格した方の意見を聞きたいです!
予備校の講座を受講するのも初めてなのに、いきなりどちらがいいか聞かれても決められないですよね。
今回は、私が通信を選んだ理由を解説するので参考にしてください♥
- 私が実際に感じた通信と通学それぞれのメリット・デメリット
- 一発合格を目指すなら通信がおすすめな理由
- どうしてもすぐに決められない場合はどうしたらいいか
私は、実際にLEC(東京リーガルマインド)の1年合格ベーシックコースを通信で受講して一発合格しました。
▼LECの1年合格ベーシックコースがおすすめな理由
この記事を読むことで、私の実体験を知ることができ、みなさまにとって通信と通学のどちらが合っているかイメージがわき、見極められるようになると思います。
結論:弁理士試験の予備校は通信がおすすめ!
LECやTACなど弁理士試験大手の予備校では、通学と通信2つの受講スタイルが準備されており、受講開始時に受験生が自由に選択することができます。
通学と通信の概要は下記の通りです。
- 通学:予備校の校舎に通って生講義を受ける受講形態
- 通信:動画配信やDVDにより校舎以外の場所で講義を受ける受講形態
資格スクエアやアガルートアカデミー、スタディングなど近年人気の講座は、通信のみとなっていて通学を選択することはできません。
結論から言うと、通信のほうがおすすめです!
実際に私もLECの講座を最後まで通信で受講しました。
これから通信のメリット・デメリットを詳しく紹介していきます。
通学のメリット・デメリットはその裏返しと考えていただけるとよいです。
【体験談】通信のメリット
私が感じた通信のメリットは以下です。
- 講座のスキップ・早送り・リプレイが可能
- 時間や場所にとらわれない
- 費用を抑えられる可能性がある
- 周囲に受験を内緒にしている場合、バレにくい
講座のスキップ・早送り・リプレイが可能
私の経験から言うと、個人的にはこれが最大のメリットだと考えます。
予備校の講座はどれもしっかりと対策を練られてて構成されてはいますが、当然すべての受講生にとって一度聞いて理解できる内容にはなっていません。
苦手な部分は、同じ内容を繰り返し聞かないと理解できない一方で、既に理解できている部分は、じっくり説明を聞くのがもったいないです。
そして受講生によって苦手な部分や理解しやすい部分は異なります。
そういった場合に生講義では自分のためだけに先生の説明をもう一度聞き直したり、飛ばしたりすることはできません。
早送りやリプレイができることは、質の高い予備校の講座を、自分にとってより最適にカスタマイズできるような感覚です。
実際に私もLECの講座を通信で受講しましたが、苦手な部分の講義は何回も巻き戻したり、一時停止して自分なりに調べてから再生したりしました。
その逆で、全く聞かずにスキップしたり、途中聞かずに飛ばして短時間で済ませたりした講義もたくさんあります。
また、講義内容への理解が進んでくると単純に先生の説明のスピードが遅く感じてきます。
人間の話せるスピードには限界がありますからね!
そんなときにも通信講座であれば講義を1.5倍速等で聞くことで時間短縮が可能です。
時間や場所にとわられない
通学で授業を受ける場合には、決まった時間に予備校の授業に出席する必要があります。
社会人など比較的時間の融通が利かない人にとっては、毎週決まった時間に出席すること自体難しい可能性があります。
私自身、仕事が立て込んでいた時期は土日にも持ち帰りの仕事をしないといけないときがあり、毎週出席するのは難しい状況でした。
また、校舎は都市部にあることが多く、郊外から通うには通学時間やコストもかかってしまいます。
オンラインで受講できる通信であれば、そのような心配はなく、自分の都合の良い時間に都合の良い場所で受講できます。
費用を抑えられる可能性がある
最近はLECやTACといった大手予備校以外にも、資格スクエア、アガルートアカデミー、スタディイングといった安価な通信講座も人気があります。
私自身はLECを選びましたが、弁理士試験の勉強を始めるときにはこれらも視野に入れて検討していました。
通学にこだわる場合は、そもそもこれらの講座を選択肢に入れることはできません。
通信で受講することで、これらの比較的費用の安い通信講座が選択肢に入ってきます。
おすすめ通信講座は下記の記事で比較しているので是非あわせてCHECKしてみてください♥
▼おすすめ通信講座「資格スクエア」の記事
▼おすすめ通信講座「アガルート」の記事
周囲に受験を内緒にしている場合、バレにくい
私は職場で弁理士試験を受験することを公にしていませんでした。
受験理由が転職のためというネガティブなきっかけだったことと、また先輩たちに知られて合格へのプレッシャーがかかるのも嫌だと思っていたことが理由です。
職場の近くの予備校に通った場合、受講生の中に職場の同僚や取引のある特許事務所の方がいて知られてしまう可能性を気にして、通学を避けたいと考えていました。
通信であれば、校舎に行く必要がないので受験がバレる心配をしなくてよく、これもメリットの1つでした。
結局、私はLECに一度も登校することなく合格しましたよ♥
【体験談】通信のデメリット
私が感じた通信講座のデメリットは以下です。
- モチベーションが保てない
- 講師に直接質問ができない
- 受験仲間ができない
※ ただ、いずれも私にとっては小さなデメリットでした。
モチベーションが保てない
通学は、毎週決まった時間に講義に出席することになるので、勉強のリズムが作りやすいです。加えて授業があることで強制的に勉強時間が確保できます。
一方で通信はいつでも好きな時に好きな場所で受講できるので、モチベーションが保てず、さぼってしまいやすいというデメリットがあります。
個人的には、通学でも欠席は可能だし、さぼってしまう理由は通信だからというだけではないと思いました。
むしろ私のような面倒くさがりな人にとっては通学のハードルの方が高く、一度休んでしまうと次の講義までに追いつかないといけないこともプレッシャーになるように考えます。
その点で、モチベーションを保てるかどうかは通学・通信の違いによるものではなく、自分の意思の強さによるところが大きいと感じています。
授業に出席することでモチベーションが上がる!という方は通学を選択肢に入れてもよいと思います。
講師に直接質問ができない
通学の場合には、講義の終了後などに直接講師に質問してすぐに疑問を解決できます。
一方で通信の場合は、それができず最初はデメリットと感じるときもありました。
ただ勉強を進める中で、わからない点は自分で調べる方が身につくと実感するケースが増えてきたため、次第に質問できないことをデメリットと感じなくなりました。
また、LECでは「教えてチューター・教えてメイト」というオンラインの質問制度もありますので、こちらで代用も可能かと思います。
受験仲間ができない
通学で受講していると同じ授業を受けている人と知り合う機会があります。
同じ目標を持つ者同士、情報交換をしたり励ましあったりすることができます。
通信の場合はそのような機会がないことはひとつのデメリットと考えられます。
たしかに社会人になって受験勉強をする人は少数派なので、受験勉強を進める中で孤独感を感じてしまう可能性もあります。
ただ、予備校で仲間を作らなくてもSNSや知り合いを通じて同じ目標を持つ仲間と知り合うことは可能です。
私自身、受験生と知り合う機会が少なく寂しい思いをすることもありましたが、受験後半はSNSを通じて出会った方と刺激しあって勉強のモチベーションを保っていました。
必要な情報は予備校から直接得られると思いますので個人的にはそこまで大きなデメリットではないと考えます。
受験勉強は最後は自分との戦いですので!!!
弁理士試験に一発合格したいなら通信がおすすめ
ここまで記載してきた通り、私の経験をもとにデメリットよりメリットの方が大きいと考えるため、通信がおすすめです。
特に一発合格を目指す場合には、とにかく効率的に勉強を進めることが必要不可欠です。
そのためには、自分にとって必要性の低い講座は思い切ってスルーして、自分の苦手部分を勉強する時間に充てることが必要です。
そこで、通信のメリットの1つ目であげた「講座のスキップ・早送りが可能」というメリットを享受する必要があります。
実際に私もLECの1年合格ベーシックコースを受講していましたが、すべての講座を視聴したわけではありません。
例えば、まだ理解が深まっていない段階で、暗記したりアウトプットをしたりすることは重要度が低いと考えていたため、入門講座の演習編10回は全く視聴していません。
また、答練編の講座も自分が間違えた部分以外は、飛ばし飛ばしで視聴しました。
▼「1年合格ベーシックコース」を用いて一発合格する計画(どの講座をスキップすべきかも書いてます)
このように一発合格を目指すためには予備校の講座の中でも自分にとって最重要な講座に絞ってしっかり受講することが必要なので、そのためには通信での受講が適していると考えます。
まだ通信か通学か決めきれないあなたへ
ここまで読んだけど、やっぱり受講前から自分に通学が合っているのか、通信があっているのか決心するのは難しいよ…
と感じているあなた。大丈夫です。私もそうでした。
私は、前述した通り受講開始当初はできるなら通信で受講したいと考えていました。
でも、もしかすると通信で受講を続けているうちに、通学にしておけばよかった…!と考えが変わる可能性もあると思いました。
そこで、あえて申し込み時には「通学」を選択しました。
LECの「1年合格ベーシックコース」では、通学講座受講生にはWeb動画配信またはDVDのどちらかが必ずついてくるため、通学を選択しておけば、どのタイミングでも通学・通信の変更が可能なためです。
「通学」で申し込んでおいて、web動画配信を利用して通信スタイルで講義を受講したというわけです。
実際、私には通信スタイルが合っていて、最後までLECの校舎に通学することはありませんでした。
でもこの形式が可能なことが、私がLECを選んだ理由の一つとなりました。
詳しくはこちらの記事をCHECKして、納得できたら私と同じようにLECの通学コースを選んでみてください♥
弁理士試験の予備校は通信がおすすめな理由まとめ
弁理士試験に一発合格するためには、予備校の講座を通学より通信で受講することがおすすめです。
もちろん、あくまでも予備校は一発合格のための手段です。通学であっても通信であっても予備校を活用して自分の意志で合格を勝ち取りましょう!!
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さくら🌸