このブログは、知識ゼロの特許初心者だった私が、OLとしてフルタイムで働きながら弁理士試験に一発合格した経験をもとに書いています!!
LECの道場がコスパ良くておすすめって聞いたのですが、あまり情報がなくて…どんな講座があって、どうやって受ければよいのですか?
今回は、LECのおすすめ論文直前道場について解説します!
- LEC論文直前道場のラインナップとおすすめ
弁理士試験対策講座を提供している予備校・通信講座はたくさんありますが、最も多くの合格実績を誇っているのがLECです。
私自身、LECの講座のみを受講して一発合格しました。
さらにLEC弁理士講座は初学者向け講座に限らず、数多くのコース・講座を提供しています。特に期間限定で開講される特訓道場はコスパ・タイパ良く苦手を潰すのにピッタリの講座です。
>>LECで 弁理士を目指す方はこちら
この記事を読めば、自分に合った講座を選択できるようになると思います。
▼初学者の方は下記の記事をCHECKしてください。
LEC弁理士の特訓道場とは
LECでは、特定の期間限定で「HR・道場」として特定のテーマに特化した講座が用意されています。
コース・パック講座と比較してお値段がかなり抑えられています(なんと1万円台~!)し、3時間×2~3コマと講義時間も短いのですが、重要なポイントがぎゅっと詰まっており、かなりコスパもタイパもよいです!!
LECのコース・パック講座を受講していなくても単品で購入可能なので、普段は資格スクエアなどLECを受講せずに費用を抑えている方も道場だけはLECで受講するのもおすすめです。
▼こちらの記事で詳しく説明しています
私が道場をおすすめしている理由も詳しく書いてるので是非読んでください♥
LEC弁理士の論文直前道場の種類
2024年の論文直前道場は、2024年5月25日~2024年6月28日まで開催されます。(本当に直前!)
2023年まではオンライン受講がなく、通学受講しか選択できなかったのですが、なんと2024年からは一部講座で、Zoom配信も実施されるようになりました!これにより多くの受講生が受けやすくなったのではないかと思います。
論文試験突破を目指すことにフォーカスした道場が7種類も用意されており、復習Webフォローは論文試験日まで配信されることになっています。
ただし購入可能期間が短く設定されているのでご注意ください。
短答試験後から論文試験まで本当に時間がない!余計な講座を取ってる時間はないよ。。道場の優先度はどのくらい??
そのとおり!論文直前道場は最優先ではありません!!
▼まずはこちらの記事にある過去問・答練・模試から!
短答試験から論文試験の間は本当に短く、1分1秒が大切です。また、論文試験対策では「解答の型」を身に着け使いこなせるようになるため、アウトプット・添削を受けることが重要です。
その点、論文直前講座ではアウトプットや添削がほとんどなく、インプットがメインの講義となっていますので、まずは上記記事でおすすめしている過去問・答練・模試を徹底的に対策することが優先です。
じゃあなんで道場をおすすめするの?
論文試験は短答試験と比較して問題数も少なく、どうしても運だよりの要素が大きくなってしまいます。自分がしっかり対策した論点が出題されれば高得点が狙えますが、予想していなかった論点が出たらとても焦ります…
そのため、直前に近年の頻出箇所やプロであるLEC講師の出題予想を確認できるのは大きな安心感につながります。
そのため、論文直前道場でヤマかけを聞き、それを参考に、過去問・答練・模試対策を行う際に重点的に取組むテーマを決める、そのような形で論文直前道場を活用するのがおすすめです!
直前期、どのテーマに重きを置いて勉強するかの参考に使えそうです!!
ここからは、オンライン受講可能な各道場を担当される講師ごとに紹介します。特におすすめの道場には、私の経験を踏まえたコメントも添えますので自分にぴったりの道場を見つけてください。
納富講師
納冨美和の論文最終ヤマ当て道場
「論文試験への最終チェックを行い、万全の体制を整えましょう!」がコンセプトです。
受講料は18,000円です。
道場詳細
論文本試験まで残り1週間!そこで、今年もやります!納冨美和の論文最終ヤマ当て道場! 納冨美和講師が、論文合格に必要な情報・論点の解説とともに、様々な角度から予想する「ヤマ当て」を行います。論文で怖いのは、受験生として多くの人が知っていることを「知らないこと」です。本道場で、論文試験への最終チェックを行い、万全の体制を整えましょう!
これで突破!講師の3つの講義ポイント!
1)直前期だからこそ当たる定評の『ヤマ』が必要!今年の「ヤマ」はここだ!
様々な角度からの綿密分析に基づく『論文のズバリ!ヤマ当て』を行います。試験委員情報、短答の傾向、近年の論点サイクル、口述の出題実績等からわかること、見えることを余すことなくお伝えします。2)直前期だからこそ外せない「落とせない」「完成度を求められる」論点を漏れなくチェック!
一行問題、判例、審査基準etc…インプット事項は多岐に渡ります。けれども、結局本試験で差がつくのは、当たり前のことを当たり前に書ける力です。本道場では、「落とせない」、そして「完成度を求められる」コアな論点について、ヤマを絡めて絞り、書ける知識としてインプットします。3)直前期だからこその「応用」できる現場対応力を伝授!
LEC オンラインショップより
毎年毎年、論文試験はマイナーチェンジを繰り返しています。過去問が解けるだけでは、対応できません。持ち合わせている知識を「応用」するコツ、ポイントを伝授します。
納富先生の論文試験攻略の考え方は、私の一発合格に欠かせないエッセンスでした。ここまで納富先生の講座を受講されたことがない方は、最後の追い込みとしてこの講座だけでも受講してみてほしいです!
▼納富先生の論文講座への熱い思いはこちらの記事に書いてます!笑
宮口講師
宮口聡の論文最後の悪あがき道場
「過去の口述試験」「司法試験(知財)」「改正ネタ」等から、論文本試験を大予測!
受講料は18,000円です。
道場詳細
今年の論文試験(必須科目)は、「過去の口述試験」「近年の司法試験(知財)」「改正ネタ」「条約ネタ」が鍵を握る!
これで突破!講師の3つの予想!
1)過去の口述試験問題から予想する
最近の口述試験は、無味乾燥な条文暗唱型の問題は姿を消し、論文試験に好適な本格的事例問題(いわゆるパネル問題)が出題されており、一つ前の年の口述試験の問題が論文試験に出題されることは、よくある話です。また、口述試験では趣旨問題も多く出題されており、論文試験の一行問題対策として大変役立ちます。そして、論文試験後は口述対策が必要となるわけですから、今のうちから対策を講じていれば、気分的にも随分楽になります。2)R1~R5の司法試験(知財)から予想する
司法試験(知財)で出題されたテーマが1~3年遅れて出題されるケースが見受けられます。司法試験(知財)の過去問に取り組むことは、絶好の予想問題対策になります。
さらに、R1~R5の司法試験(知財)の問題集(題意把握メモ&フル答案付き)を進呈します。3)改正ネタ、条約ネタ、青本ネタ、審査基準ネタ、判例ネタ、トピックネタから予想する!
LEC オンラインショップより
R5意匠Ⅱでは、建築物の意匠や海外事業者による輸入を訊くなど最新の改正ネタも遠慮なく出題されています。
また、R5においては、全法域で条約ネタを含む問題が出題され、特実Ⅱで最判H11.4.16及び最判H27.6.5、意匠Ⅱで最判S61.10.3といった判例ネタ及び「建築物の工業上利用性」といった審査基準ネタが出題されました。
さらに、最近では「ドワンゴvs米FC2」事件で初めて第三者意見募集制度(特105条の2の11)が採用されました。
このようなトピックネタにも注目しつつ、R6の論文本試験を予想します。
馬場講師
馬場信幸の論文直前!条約アレルギー攻略道場
条約アレルギーを克服し、条約関連問題を得点源に変える!
受講料は9,500円です。
道場詳細
論文試験の問題で多くの受験生を悩ませるのが「条約」絡みの問題です。特184条、意60条、商68条と聞いただけでアレルギー反応が出てしまう受験生も多いのではないでしょうか?そんな皆さんのアレルギーを治すことを目的とするのがこの道場です!実は、条約は手続が明確であることから、慣れてしまえば十分得点源にすることができます。本道場で条約アレルギーを克服し、条約関連問題を得点源に変えてしまいましょう。
これで突破!講師の3つの講義ポイント!
①条約絡みの基本的な流れを確認
例えば、令和3年特許法のPTCの問題では、結論を間違えてしまった受験生も多かったです。そのようなことがないように、まずは条約に関連する規定について確認します。②特184条、意60条、商68条のポイントを確認
条約絡みの問題は条文が多く、どれを学習すれば良いかポイントがつかめません。本道場では「論文試験」で問われる規定に絞って学習することで、条約を効率良く得点源に変えていきます。③パリ優先権に関連する問題も確認
LEC オンラインショップより
パリ優先権の取扱いが、四法で微妙に異なっています。論文試験でそのことを意識しないと、思わぬところで失点につながります。もう一度パリ優先権の規定について再度復習し、条約絡みの問題を完璧に仕上げましょう!
佐藤講師
佐藤卓也の試験委員の癖などからみる論文出題予想
講師の予想4つの視点で論文試験を突破!
受講料は9,500円です。
道場詳細
①科目による傾向の推移から予想する!
この数年、特許・実用新案法は時間があれば解答できるのに、時間が足りないことにより解けないという傾向の問題が顕著です。この手の問題は正直、山当てというよりは短答を深くやり込み、時間をいかに短くかつ正確にできるかがポイントです。
ただ、作問の限界に来ているとことも確かです。時系列的な問題を如何に早く解答するかということがポイントになります。
条約と国内法との関係や侵害権の基本問題は毎年出題されていますので、長文化傾向になっても、ある程度出題範囲を予想することは可能であると考えています。
また、意匠や商標に関しては論点の中で説の対立が問われることがあり、この点はあまり講義では触れないところかもしれません。この講座ではそこにスポットを当てて講義を展開していきます。②論点として受験生ならば知っておくべきという観点から予想する!
試験委員の先生方は、この業界の第一人者です。そのため、この業界に入るための最低限の論点や判例の知識を出し、丁寧かつ定説の当てはめができるかを出題してきます。過去の特許法ではインクタンク事件という定番の判例知識を問うてきました。ただそこで、本当に求めているのは結論ももちろんなのですが、問題文に書いた条件を上手に使いこなせるかという点です。 この点で当てはめしやすい判例等が今年も狙われる可能性があります。③産業構造審議会での審議の経緯から予想する!
産業構造審議会で、審査基準が現在に至るようになった経緯を理解している受験生は少ないかと思います。実際の議論(本年度の改正を念頭に、現在出題出来る範囲内で問うとしたのならば『何をどう書くのか』など)の経緯を負いながら説明していきます。これは従来の講座では全くされなかった事項です。④商標法の審査基準改訂の判例変遷から予想する!
LEC オンラインショップより
商標法の審査基準の改訂は判例の変遷をみていくことである程度の出題の予想が可能です。変遷の過程で何故議論がなされたか。この辺りは受験生の理解が弱いところでもあり、試験委員が問うてくる可能性があります。
LEC弁理士の特訓道場のおすすめ講座まとめ
今回は私自身の経験をもとに、「知識ゼロから働きながら一発合格を目指す」という観点で、LECおすすめの特訓講座を紹介しました。
特訓講座はコスパが良くおすすめですが、期間限定のため販売期間に注意が必要です!受講したい!と思った講座があればしっかり販売期間を確認して忘れないように手に入れてくださいね。
論文試験は短答試験と比較して問題数も少なく、どうしても運だよりの要素がおおきくなってしまいます。そのため、直前に頻出箇所やプロであるLEC講師の出題予想を確認できるのは大きな安心感につながると思います。そのような形で論文直前道場を活用するのがおすすめです。
皆様の講座選びに少しでも役に立てれば嬉しいです!
LECの講座だけでなく弁理士試験一発合格を目指すためにおすすめ予備校講座・教材を、重要度ごとに解説している下記の記事もCHECKしてみてください♥
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